株式会社福井洋樽製作所の用語集

フィルムロール梱包

収納方法の分類としては、【吊り天梱包】と【直置き梱包】があります。基本的には、巻きコアの両端でフィルムロールを吊る方法が多いです。
製品数の分類としては、【個装梱包】・【2本入れ梱包】・【集合梱包】があります。製品重量にもよりますが、出来るだけ複数梱包にした方が梱包作業性と梱包資材の合理化につながります。
梱包資材の素材としては、【紙製】・【スチール製】・【樹脂製】があります。輸送形態に合わせて素材を選別していくことが重要です。
最近では、温度保持対応・クリーンルーム対応等の付加条件が求められるケースも、あります。

ファイバードラム

収納物は95%以上が固体(粉体)で、内袋を使用することにより液体も収納可能です。
ファイバードラムの形態としては、上下金属輪付のファイバードラム・紙だけで出来て後処理のいいオールファイバードラム・分離型ファイバードラム・角型ファイバードラムがあります。危険物容器としても利用されており、単一容器で記号は【1G】です。
封印方法は、金属付ファイバードラムと分離型ファイバードラムは、プラスチック封印です。オールファイバードラム・角型ファイバードラムはテーピング封印となります。
特殊加工で、内面アルミラミネート・PEラミネート・PPラミネート加工があります。外面加工としては、屋外保管も可能な塗装加工・取っ手付があります。

ステンレスタンク

小型容器もありますが、液体を収納する中型容器で、危険物対応も可能です。
運用としては高価な容器ですので、国内及び海外とのリンクで、使用されています。
付加機能としては、保温・加熱・攪拌等があります。

V容器

内部容器に、国連の認定(UNマーク)を受けていない容器を使用することが認められています。
そのため、国連規格でなくてもお手持ちの容器を内部容器としてご利用いただくことが可能です。
危険等級1・2・3級の固体・液体をオールマイティーに収納できます。ただし内部容器の材質、最大許容量その他、IATA危険物規則で決められた梱包方法を遵守しなければなりません。

IBCコンテナ

Intermediate Bulk Container の略でドラム缶4本分のスペースで、1000Lの内容物を収納できる主に液体用の国際間で利用されている物流容器です。現在では危険物対応の中型複合容器の IBCコンテナ が一般的です。